滲出性中耳炎とは、中耳に液体がたまった状態の病気で、特に子供
さんに多く見られるタイプの中耳炎です。
また、急性中耳炎に引き続いてなってしまう事例が多いようです。
引き続きではない場合でも、過去に急性中耳炎を起こしている場合
が多く、その治療が不完全または治りきっていないうちに通院しな
くなったりして中耳内に炎症が残ったため、かかってしまう場合も
あります。
この液体が気になりますよね〜。
これは中耳粘膜の炎症によってしみ出してきた分泌液です。
サラサラとした液体ではありますが、長期間たまった状態が続くと
粘性が高くなり排出しずらくなってしまいますので早期発見・早期
治療が重要だと思います。
小さい子供さんがかかりやすい理由は、その耳管が太く短く直線的
てあるため、風邪をひいた場合などにのどや鼻の炎症による細菌が
耳管を通って中耳に侵入しやすいためです。
とくに幼稚園から小学校低学年の小児の子供さんはかかりやすいよ
うです。
しかしながら、子供さんの成長とともに耳管も細長くなっていくの
で次第にかかりにくくはなっていきます。
また、注意点としては耳痛がないために、子供さんが難聴や耳が詰
まった感覚などの症状を訴えないため見逃されてしまうことです。
テレビの音量を大きくしたり、呼んでも返事をしないなど、おかし
いなと思ったら病院で診察してもらったほうがよいと思います。
さて、滲出性中耳炎は浸出性中耳炎などとも書かれる場合がありま
すが、意味合いとしてはどちらも同じで、正式には滲出性中耳炎の
ようです。
ちょっと調べてみると、滲出(しんしゅつ)は液体がしみ出る意味で、
浸出(しんしゅつ)は液体にひたしてしみ出させる意味のようです。
そしてもう一つ混同されやすい点は、滲出性中耳炎が比較的繰り返
しかかる場合が多いため、慢性中耳炎ではないかと思ってしまうこ
とです。
これについては、けっこう難しい話ではありますが最も大きな違い
は慢性中耳炎の場合は鼓膜に孔があいたままになっている状態だと
いう点です。
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